【共闘ラボ考察｜2025年8月13日】お盆期間中のLTV重視運用とLT3.0ライトミドル市場の成長段階
市場動向
お盆中盤入り（8/11〜）：昨年同様、休暇層ニーズが上昇し高単価部門（スマパチ・スマスロ）が市場を牽引
スマパチ売上シェア拡大：メイン機不在ながらカテゴリー全体シェアは過去最大級
LT3.0供給構造：一機種あたりの導入台数大・市場投入ペース速 → 客数追いつかず
→ 今後、認知浸透でカテゴリー内から本格的メイン機が誕生見込み
戦略軸：LTV（顧客生涯価値）重視運営
現行スペックは短期高利益を出せるが、瞬間回収型はLTVを大きく削るリスク
繁忙期＝利益回収の旧来型から、長期利益＋ブランド信頼維持へ転換
年金支給週（8/15）：年配層長期稼働確保の好機 → 10月・12月にも転用可能
お盆期間 注力機種と運用方針
パチンコ部門
e東京喰種（スマパチ）
- スロット版とのクロス効果で来店動機強化
- 高利益を取りつつ信用棄損を避けるLTV設計必須Pエヴァ15
- 年末「スマパチeエヴァ17」移行を見据えた定着戦略
- 常連層への利益圧縮でエヴァシリーズ長期シェア確保大海物語5シリーズ（P・スマパチ）
- 年配層支持率が高く、平日稼働の基盤
- 年金支給週・特定日でピーク後も稼働維持を意識
スロット部門
L東京喰種／Lモンキーターン／Lモンハンライズ／Lかぐや様／Lからくりサーカス／Lヴァルヴレイヴ
→ お盆期間は“一撃万枚狙い”層増加、利益確保とブランド構築を両立特定日訴求の活用：
- 15日：ジャグラー、北斗の拳
- 8のつく日：山佐機種、炎炎ノ消防隊
→ 息の長い機種とLTV重視運用で習慣化
店舗オペレーション細部強化
朝の抽選〜開店待機時間に販促物・告知物をブランド設計と連動
店内動線：スマパチ・スマスロコーナー経由配置で接触機会最大化
見せ場の視覚効果を活用し、人の行動特性（見たものに影響されやすい）を営業運用に組み込み
まとめ
LT3.0ライトミドル市場は台数先行・客数追いつき待ちの新規成長段階
お盆は短期利益の誘惑が強いが、LTVを損なわない設計が長期安定の基盤
年金支給週・特定日・動線設計の3つを組み合わせ、固定客化を加速
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