【0608特集｜スマート遊技機化の波と“埋もれたカテゴリ”の再評価戦略】
【① スマ化が進む中で、“見えなくなったカテゴリ”が縮小を招く】
売上は上昇傾向も、客数は昨年を下回る＝高単価依存構造に偏り
甘デジ／Aタイプ／RTタイプの露出が激減
問題は「不人気」ではなく「認知されていない」こと
✅ スマート遊技機の波に埋もれた旧来カテゴリは、“再訴求しない限り消えていく”構造に突入
【② パチンコ部門｜“放置すれば落ちる”主力をケアせよ】
区分 機種 評価と対応 減少傾向 からくりサーカス／東京喰種 コンテンツ力はあるが要ケア 安定維持 大海物語5／Pエヴァ15／P北斗暴凶星 指示は安定。だが“能動訴求”しないと埋もれる
✅ 「売上が出る＝放っておいてもいい」は誤解。“意味づけ”による価値訴求が必要
【③ スロット部門｜“飽和×新台依存”から脱却できるか】
区分 機種例 コメント 急減傾向 吉宗／マギアレコード／緑ドン等 売却検討枠。高騰期終了 安定枠 からくり／かぐや様／モンキー／北斗 微減だが依然堅調。導線改善で再浮上可能 成長枠 東京喰種／スタァライト 高ポテンシャル持続中＝中核化を急げ
✅ 番長一強では“選択疲れ”が起きる。“独自軸のあるホール設計”が勝ち筋
【④ BT機の台頭＝Aタイプ市場の“静かな再編”が進行中】
ハーレムエース／BT1000ちゃんなどは一見地味
→ だが、AタイプユーザーがスマスロBTへ吸収されている現象が発生中
✅ 【仮説】
✔ Aタイプ客数：減少傾向
✔ スマスロBT客数：緩やかに上昇
→ カテゴリが“気づかぬうちに再編”されている可能性
【⑤ 中長期戦略｜“カテゴリ比率の再設計”が全体最適を導く】
今後、甘デジやRT系もスマパチ化が進む見込み
台数比率の再編だけで、売上・客数の重心を“スマート側”へ自然に移動可能
✅ 個別機種戦略よりも、「構造そのものを変える意識」が重要なフェーズに突入
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